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北辰一刀流奉納額

北辰一刀流奉納額

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とある神社にて。

北辰一刀流門人の奉納額、と二刀を発見。

屋内に掲げられているためか保存状態が良い。

「東京府於玉池旧水戸殿○ 北辰一刀流 千葉道三郎門人 旧天童藩 山川竹四郎 藤原基房」と読める。

千葉道三郎を調べてみる。


千葉 道三郎(ちば みちさぶろう、天保6年(1835年) - 明治5年(1872年))は、幕末の剣客。北辰一刀流開祖・千葉周作の三男。諱は光胤という。

次兄・栄次郎は周作存命中に別家となり、長兄・奇蘇太郎が亡くなったため、北辰一刀流宗家を継承する。性格は四子のなかで穏やかだったと伝え聞く。写真が残されていないようだが、男振りも良く、二刀も使ったという。

安政2年(1855年)床机廻り役、その後、父の周作亡き後、大番格に進む。維新後の明治5年(1872年)、明治天皇に侍従として仕える当日に38歳で死去した。墓所は東京都豊島区の本妙寺に現存している。なお、長男の勝太郎は盲目のため道場の継承は行わなかった。

弟子に、19歳で玄武館塾頭となり、維新後は警視庁最強とも評された下江秀太郎がいる。


享年38歳。死を悼んだ弟子達が奉納したのだろうか。

道三郎が二刀を好んだことも額から見て取れる。

こんな地方にも門人が居たと言うことに驚き、往事の隆盛を忍ぶ。


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by tomo47121 | 2012-06-25 18:15  

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